「真田丸」を振り返る

ついに・・・終わってしまいました( ;∀;)・・・真田丸。
ひさびさに一年間、全話ほぼリアルタイムで見た大河(苦笑)
このテレビドラマ離れが久しい世の中にあって?視聴率うんぬんで評価は決められませんよね(´Д`;)
特に前半において・・・歴史的史実?がナレーションのみとか・・・*ナレ死という言葉を産んだり(苦笑)
合戦シーンがショボイ・・・小ネタが多い・・・(爆)俺も期待の分だけ散々書いてきましたがww

FBの友人であるSさんにご紹介して頂いたこの本を読むと?
その不満は解決しました^^;(ありがとうございました・笑)
さて・・・どのように振り返ろうかと?(笑)いろいろ考えましたがww
やはり、この本に出てる話を引用しながらが一番いいかと思い・・(笑)

総括して・・・今回のこの「真田丸」を一言で言えば・・・?
これかな?(苦笑)
全話見てない方には???かもしれない記事ですがww
興味ある方のみ!!
↓

最初から・・・三谷氏はこの真田丸の「裏テーマ」として「戦国ジュニア」の悲喜劇を描きたいと書いてました(笑)
まずは・・・偉大な父とその息子?序盤に登場は・・(笑)

武田勝頼!
父、信玄があまりに偉大すぎる戦国武将の代表格なので・・・影が薄いのが今までの常でしたが^^;
三谷氏はこの少し有名でない?しかし・・隠れた名将が好きらしく・・?
実に見事な「名誉回復」でした^^;
全てを承知しながら・・・最後まで真田を信じながら家臣の裏切りによって亡くなった勝頼。
後に、作兵衛の名台詞につながる・・・
「安房守様ほど義に厚いお方はおられなかった」
「安房守様は生涯をかけ、武田家の領地を取り戻そうとした」
「信玄公への忠義を死ぬまで忘れなかった」
への布石だったとは・・・(感動)
そして・・・今回、一番の?はまり役だった・・・

徳川家康!実にコミカルに・・・時に憎らしく・・実に好演でしたねww
生涯を通じて真田に苦しめられた家康が、なにか「人情味ある」イメージに名誉回復されましたよね?^^;
今までの家康は単に悪役が多かったのに比べて・・(苦笑)
そして、その息子・・・(笑)

これまた・・・偉大な家康の影で?おまけに関ヶ原への遅参で有名?な「ダメな二代目」の印象だった秀忠が~・・
なにか憎めない「源ちゃん」のお陰^^;?最後には、頼もしい二代目へイメージ回復・・・(爆)

そして・・・?
なにより三谷氏自らが豪語するキャスティング能力?(笑)
この役には・・・この人しかいない!ってのの代表が・・?^^;

序盤から・・・中盤の「主役」の昌幸!
草刈さんて・・こんなコミカルな役ができる役者なんすね(笑)もう~最高にいろいろ笑わせてもらいました♪
さて、意外な魅力?といえば・・・この昌幸の子供の役の?

信之(信幸)!!
最初は・・・なにか真面目にやればやるほど?笑っちゃいそうな洋ちゃんの信幸・・・後半は「全開にやらかしてる」んですが^^;
この一見、陽気な父・・・真面目な長男で?似たとこなさそうな感じかと思いきや!?

イメージ通りの女遊び・・しかし、騙された父、昌幸と・・・?

やっぱり・・・同じように騙される息子?( 」´0`)」意外に「女好き」で似てたww
そんな「歴史は繰り返す?」的な演出として・・・^^;

「黙れ!小童(こわっぱ)!」でお馴染みの室賀・・・(苦笑)
散々、言われ続けた‘仕返し’?に・・・?

「小島だよ」が息子役で・・しかも洋ちゃんが渾身の力で「黙れ!小童!」返しを行うという・・・(苦笑)

その繰り返し(てんどん?)ネタの代表が~伊賀越でお馴染みの半蔵!(爆)
息子役は・・・一人二役なんで?・・省略ですがww「全力で押し通る」が‘てんどんネタ’で使われるとはww
とにかく!?
この他にも~北条や本田正信親子・・豊臣も秀吉と秀頼・・いや、茶々と秀頼か?(苦笑)みんな二代目の悲喜が描かれてる中・・?
あまり今まではフューチャーされがちでないこの方?(苦笑)

今回の悪役?を一手に引き受けた大蔵卿の局(´Д`;)
この息子・・・

大野治長は今まで「豊臣敗北の元凶」のように扱われる印象が強かったのですが(´Д`;)
今回は、母親がしっかり悪役全てを請け負って・・こちらもイメージ回復でしたね^^;
そのほかでも・・・?

中盤の石田三成!
ま、三成に関しては官兵衛では完全に悪役でしたが^^;最近は「忠臣説」が多く名誉回復はなされてますよね・・?^^;
個人的には・・もうちょい大谷吉継を良く描いて欲しかったですが(;´Д`A
それから・・?

今までは・・?大坂の陣のヒーローといえば「幸村と又兵衛」と決まって目立たなかった名将として・・毛利をフューチャー♪
それから・・今のゲーム世代に合わせた??

あえて・・・ゲームのコマ?マーカーのようなもので戦況経過を説明したり^^;意外にわかりやすかったww
そう言えば中盤に・・?

途中の考察でも書いたのですが・・?(苦笑)
秀次!・・・実は有能で?でも繊細で?・・・いままでの愚将で「殺生関白」のイメージは払拭されましたね^^;
この頃・・私は「史実」について?散々文句言いましたがww
史実なんて?のちの世の都合で湾曲させられていたかも知れないし?(苦笑)
あまり拘らなくなりました^^;むしろ?いろいろな説があったほうが楽しいかな~って^^;

これも・・・??なんですがww最後は拳銃?まで出ちゃったしww
利休の「武器商人」説も・・なかなかの大胆演出でしたよね^^;
残虐なイメージの信長の逸話だって?延暦寺焼き討ちだって?ルイスフロイスの書簡の翻訳ミスかも?(爆)
秀吉の「中国大返し」だって?可能な説もあり・・それが早いから秀吉陰謀説って・・(苦笑)
だから・・・今回、今まであまり採用されなかった「諸説」を積極的に?採用した真田丸は
新しい展開でワクワクでしたww

このシーンは・・・最後の突撃をする幸村の目線映像?なんすが・・(笑)
本能寺の変も関が原も・・・徹底して描かずナレーションで済ました今回の「象徴的カット」と思いますね^^;
「信繁(幸村)が見た(であろう)シーンしか描かない」・・・(笑)
幸村が見た「最後の突撃までの見えていた映像」が再現されてて・・・感動しました♪
そんな大河の締めくくりだからこそ!?

ラストも!?・・・生存説!ならび・・「薩摩に落ち延び説」を採用して欲しかった( ;∀;)
でも・・?

最後・・・ほんとに死んだの?^^; 秀頼も茶々も・・・自害シーンはなしじゃん?(笑)
意外と・・・続編?なんかで薩摩編とか!?・・・・そりゃ無理か( 」´0`)」

49話のラストのキスシーン・・?とっても良かった(きりが最後に報われて・・・)
ですが!?衝撃事実!!!??
この記事をご覧下さい・・・(爆)
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2016/12/15/kiji/20161215s00041000167000c.html
そんな事って・・・あるんだね?(@_@;)
個人的には・・・
三谷氏はこの正信・・・しかも近藤正臣さんが大好きなんで?

最後まで「ナレ(ナレーション)死」で・・・最後に「徳川を真田(松代藩)出身者が滅ぼしてし返した」としましたが(´Д`;)
できれば・・今まで我慢にガマン・・・しかし、真田を守り抜いた「信之」のオチにして欲しかったな~・・・なんて^^;
だって・・・やはり後世に語り継がれてるのは幸村・・そして昌幸ですからね^^;
本当に辛かったのは本意でなく・・武士としての死よりも「お家存続」に努めた信之だったと思うから・・・(苦笑)

でも、40話以降は・・・やはり本当に堺雅人演じる「幸村」が最高でしたね♪
「義」を貫き通したことが・・・400年以上経っても変わらぬ「ヒーロー」で有り続けられたのですから・・(笑)
では来年!?

このところ・・??
隔年で「当たり」と「ハズレ」を繰り返してきた大河ですがww(しかも真田の前の話も女性が主役)
戦国を扱った話だし・・?
また見るかは・・・見ながら考えます(苦笑)
さ、年内ラストキャンへ向け~仕込まなきゃ!(爆)
オワリ